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犬にとってスワレの姿勢は、いちばん自然で楽な姿勢です。ですから、手間取ることなく教えることができるでしょう。
食事のときを利用して教えるようにします。
- 食事の入った食器を片手に持って立ち、「スワレ」と何度も言います。
- 犬は嬉しい食事が上の方にあるので、見上げて自然に座ることが多いものです。偶然、これで座れたら、褒めて食事をあげます。
- 言葉だけではキョトンとして座らないときには、「スワレ！」と繰り返し言いながら、食器を持っていない方の手で犬の腰を押して、座った姿勢を作ります。ストンと座ったら、褒めて食事をあげます。
- ちょっと大きい子犬や、成犬でうちに来た場合で、３までの方法でスワレをしないときには、犬にリードをつけます。そして食器を下に置き、「スワレ！」と何度も言いながら、片手でリードを上に持ち上げ、片手で腰を押して、スワレの姿勢を作ります。できたら褒め、食事をあげます。
- どの段階でできたにしろ、繰り返して完全にスワレの意味を教えることが大切です。食事のたびにスワレを教え、できたごほうびに食事を与えるようにしましょう。
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